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脳科学研究教育センター発達脳科学専攻第6期修了生に修了証書授与

 去る3月25日(木),本学修士・専門職学位・博士学位授与式当日15時半から学術交流会館第三会議室において,脳科学研究教育センターが設置する発達脳科学専攻教育プログラム修了生に対し,本間研一センター長から修了証書が授与されました。
 今年度の修了生は第6期生として,修士課程5名(高橋文代(文学研究科),日高茂暢(教育学院),青山岳人(情報科学研究科),下條暁司(情報科学研究科),大内健一(情報科学研究科)),博士課程1名(今野幸太郎(医学研究科)),計6名が所属学院・研究科の学位取得に合わせて発達脳科学専攻所定の修了要件を充足し,修了が認定されたものです。
 センターでは,脳科学に関する大学院授業科目の開設に加え,研究分野の垣根を越えた融合的研究指導の一環として,大滝セミナーハウスでの1泊2日の合宿研修,希望する研究室での訪問研修,脳科学シンポジウムの開催,修了論文の審査などを行っています。また修了論文の公開発表会では,修了生には極力専門用語を使わず,他専攻の院生・教員に自分の研究内容を理解してもらうよう,訓練の場としています。このようなセンター活動は,当初平成22年度をもって終了する予定となっていましたが,さらに5年間の設置の延長が認められています。
 発達脳科学専攻は,文理医系融合型の脳科学研究のバーチュアル専攻として,平成15年度に発足し,現在は学内12研究科(学院)にわたる大学院生を対象として複雑な機能をもつ脳について融合した教育プログラムを編成し,研究科枠を超えた人材育成を図っています。これまでに修士課程41名及び博士課程15名,計56名の修了生を送り出しています。
 
祝辞を述べる本間センター長 第6期修了生との集合写真
祝辞を述べる本間センター長 第6期修了生との集合写真
 
(脳科学研究教育センター)
 

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