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総合博物館土曜市民セミナー「マキシモヴィッチと19世紀のペテルブルグ」が
開催される

 総合博物館では3月13日(土)土曜市民セミナー「マキシモヴィッチと19世紀のペテルブルグ」を開催しました。このセミナーは3月14日(日)から5月9日(日)まで開催されている企画展示「花の日露交流史」関連セミナーとして企画され,本学スラブ研究センターの望月哲男教授により会場に集まったおよそ80名の一般市民に向けて,充実した資料を元に分かりやすい講演が行われました。
 セミナーでは,マキシモヴィッチが生きた時代について「旅」をキーワードにして話を進め,サンクト・ペテルブルグとモスクワの対比,ペテルブルグという都市が持つ両義性など興味深い論点が紹介されました。ともすれば植物学に偏りがちな本企画展示が,史的観点からとらえられることにより,マキシモヴィッチ像についてより複眼的で統合的な理解が深まり,大変意義深い市民セミナーとなりました。
 
講演する望月哲男教授
講演する望月哲男教授
 
(総合博物館)
 

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