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電子科学研究所がオットー・フォン・ゲーリケ大学マクデブルク(ドイツ)との
部局間学術交流協定を締結

 9月13日(月)に,電子科学研究所とオットー・フォン・ゲーリケ大学マクデブルクOtto-von-Guericke Universitat Magdeburg(ドイツ)の自然科学部との部局間学術交流協定に関する覚書が調印されました。
 マクデブルク大学は,旧東ドイツ地域のザクセン・アンハルト州の州都マクデブルクにあり,東西ドイツ統一後,工業大学,医学アカデミー,教育大学の3大学を統合して,1993年に創設されました。ドイツでもっとも新しい大学の1つで,学生数は約1万4000人,9学部からなる総合大学で,今後の発展が期待されています。
 マクデブルクと言うと,鉄の半球を合わせて真空にすると16頭の馬で引っ張っても離れないことを示したマクデブルクの半球実験が有名です。大学の名前となったオットー・フォン・ゲーリケは,この実験を行った人ですが,当時の市長でもあります。
 この地域は重要な工業地帯であったため,第二次世界大戦でほぼ壊滅状態になりました。旧東ドイツ時代は復興が遅れていましたが,現在は州都として政治・経済の中心として発展しています。この地域では風力発電は,30%の電力をまかなっており,自然エネルギーを利用する工学は産業の1つの柱となっています。
 佐伯総長への表敬訪問の後,本研究所の所長室で行われた調印式には,ドイツからは,マクデブルク大学国際交流局長のUwe Genetzke博士,Lutz Wisweh工学部教授,Marcus Hauser自然科学部教授,本研究所からは,三澤弘明所長,永井健治教授,小松崎民樹教授ならびに上田哲男教授が出席しました。
 本部局間協定の締結により,学生・研究者の交換を通じた両部局の物理学,生物学,数学,化学および心理学における教育・研究上の協力と学術交流が促進されるとともに,双方に共通する多数の交流相手校と連携した,新たな学術交流ネットワークの形成が期待されます。
 
調印式の様子
調印式の様子
 
(電子科学研究所)
 

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