人材育成本部S-cubicとHoP-Stationは,10月12日(火)学術交流会館で「赤い糸会&緑の会」を開催しました。
このイベントは,企業の研究開発関係や人事関係の人達と若手研究者(DC,PD)とが直接情報交換を行い,企業の人には博士研究者の高い専門性や総合力を,また,若手研究者には企業の研究開発活動や企業における博士の活躍状況等を知ってもらい,相互に理解を深め,視野の拡大を図ることを目的としています。今回で「赤い糸会」は通算11回目となりました。「緑の会」は博士研究者の実践力を高めるための企業長期インターンシップ等を中心とした科学技術振興調整費によるプログラムの一環で3回目となります。
今回は,理系のほとんどの部局(理学院,生命科学院,農学院,水産科学院,工学研究科,医学研究科等)から19名(DC:14名,PD:5名)の若手研究者が参加しました。また,企業も,北大の博士や博士研究者との交流を期待して,電機,機械,化学,鉄鋼,医薬,食品等の各種業界から13社(23名)が参加しました。
岡田理事・副学長による挨拶,川端先端生命科学研究院長による会の趣旨説明の後,参加企業の皆さんから業界動向や博士の活躍状況等の紹介が行われ,その後,若手研究者の自己スキルポスター発表,企業ブースを訪問しての個別情報交換等が活発に行なわれました。この「赤い糸会」を通して企業に就職した博士研究者のOBも企業説明会に参加し,後輩達に対して熱い思いを語ってくれていました。
興味のある方はS-cubicホームページ(http://www.sci.hokudai.ac.jp/s-cubic/)をご覧下さい。 |