11月18日(木)に,北大漕艇部及び茨水会(北大漕艇部OB会)の主催による小艇庫落成式が,石狩市生振の茨戸ボート艇庫において開催されました。
茨戸ボート艇庫は,平成2年に,本学と小樽商科大学の両大学において建設し,両校の漕艇部が共同で使用しているボート専用の体育施設です。
漕艇部は,艇庫完成後徐々に部員が増え,平成18年度の全国大学選手権大会優勝の後(「えるむ第121号」http://www.hokudai.ac.jp/bureau/gakumu/erumu/erumu-no121/boat.htm),この傾向に拍車がかかり,ボートの保有数(特に小艇)が増加しました。
この結果,従来の艇庫では収納できなく,小艇を屋外で保管している状況が続いていることから,茨水会(北大漕艇部OB会)の皆様から「北大フロンティア基金」へ多大なるご寄附をいただき,この寄附金に本学の資金を合せて,本学専用の小艇庫2棟を新たに建設し,併せて周辺を舗装にするなどの整備を行ったものです。
当日は,快晴に恵まれた天候のなか,来賓,OB,現役漕艇部員の約30名が参列し,石川健三 顧問(理学研究院・教授)の挨拶に続いて,佐伯 浩 総長から祝辞及び「北大フロンティア基金」への寄附に対する感謝状の授与が行われ,山本 宏 茨水会会長の挨拶,ボートの納庫と田中嵩大 前主将(理学部4年)からお礼の言葉が述べられた後,参列者全員で円陣を組み部歌「春3月の」等の合唱が行われ,大盛況のうちに終了しました。
漕艇部は,充実した練習環境が整ったことにより,今後,再び全国制覇を成し遂げてくれるものと大いに期待しています。 |