「世界最先端の講義が，あなたの学校で受けられます」というキャッチフレーズで全国の高校に呼びかけ，高校生の環境問題への関心を高めるとともに本学の広報推進のために実施した「北海道大学プロフェッサー・ビジット2010」がこのたび無事終了しました。
　この事業は，本学と朝日新聞社が環境をテーマとして提携・協力をしている「ポプラプロジェクト」により，昨年度に引き続き文部科学省と環境省の後援を得て実施したものです。
　本学の教員が講師となり全国の高校で最新の研究成果に基づき講義を行うもので，今回で4回目の実施となりました。
　今年度は全国18都道府県26校の高等学校を12名の講師がそれぞれ訪問して，昨年度より約100名多い約4,700名の高校生を対象に環境問題をテーマに講義を行いました。
　講義時間は高校生にとっては少々長いものですが，どの講義でも参加者は熱心に聞き入っており，高校生の環境に対する問題意識を高めるとともに本学への進学について考える場を提供することができ，とても有意義なものとなりました。
　今年度も9校でアドミッションセンターによる入試説明会の実施，3校でオープンコースウェアの取材もあわせて行いました。