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地震火山研究観測センター主催の平成22年度シンポジウムを開催

 理学研究院附属地震火山研究観測センターでは,3月10日(木)に学術交流会館小講堂において,平成22年度のセンターシンポジウムを「地震・火山噴火への新たな挑戦と北大の取り組み」と題して開催しました。
 今年度のシンポジウムでは,当センターが研究拠点として取り組んでいる「地震・火山噴火予知のための研究観測計画(平成21〜25年)」の研究テーマを地域の皆さんに具体的に紹介する目的で,主に防災関係機関の担当者を対象に開催しました。当日は,一般市民も含め総勢約140名の参加があり,会場にはTV局や新聞社の取材も入りました。
 谷岡勇市郎センター長による開会挨拶の後,大島弘光准教授による基調講演「新たな予知計画のねらい」に続き,当センター及び理学研究院自然史科学部門が担当する研究課題を紹介する5つの講演が行われました。その後,講演者をパネリストとした総合討論が行われ,会場から質問やコメントを受けながら,予知研究の現状や活用方法について議論を深めました。
 また,会場ホールには,当センターの組織や各研究分野の活動を紹介するパネルのほか,最近の話題として,当センターが約20年前からロシアと進めている国際共同研究や,今年1月に約300年ぶりの本格的なマグマ噴火を起こした新燃岳の様子を紹介するパネルを展示し,休憩時間には説明者を配置しました。多くの参加者が熱心に見てくださり,我々の研究活動に対する理解を深めて頂けたのではないかと思っています。
 シンポジウムは大盛況に終わり,アンケート調査でも,「興味深く聞かせてもらった」「有意義だった」「予知実現,防災への寄与に期待」「もっと詳しく聞きたい」「支援室の発展に期待」などのお言葉を多数お寄せくださいました。当センターでは,皆さんから頂いた期待と激励に支えられながら,これからも地域貢献を目指して,地震火山の啓発普及活動を継続していきたいと考えています。
 最後に,今回のシンポジウム開催にあたり,理学研究院自然史科学部門の中川光弘教授には講演および総合討論でご協力頂きました。ここに記して感謝申し上げます。
 
開会挨拶する谷岡センター長 講演会の様子 パネル展示に見入る参加者
開会挨拶する谷岡センター長 講演会の様子 パネル展示に見入る参加者
 
(理学研究院附属地震火山研究観測センター)
 

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