10月8日(土)に,北大剣友会主催による「石碑」建立記念式典が,廣田剣道場屋外において執り行われました。
剣道部では,平成6年4月21日に,新入生歓迎会で飲酒事故により1名の新入生が亡くなりました。この事故を風化させず再発防止を誓い,同年10月27日に,廣田剣道場の南側敷地に2本の桜を植樹し,2本の桜の間に木製の碑文を設置していました。時の経過により木製の碑文が劣化してきたことから,このたび,当時の剣道部所属OB・OGの方々が寄付を募り,新たに碑文を刻んだ「石碑」を建立したものです。
当日は,OB・OG,現役剣道部員,学務部職員の50名が参列し,最初に石碑のお披露目が行われ,次に,梅村直基 学務部学生支援課長の挨拶,鬼柳善明 剣道部部長(工学研究院教授)の挨拶,名手 晟 北大剣友会会長の挨拶,当時の剣道部所属でOB 山口 悟 氏の挨拶があり,同式典は無事終了しました。
本学では,平成7年度に飲酒事故で1名の学生が亡くなっていますが,その後は幸いにも痛ましい死亡事故は起こっておりません。しかしながら,未成年の飲酒や過度の飲酒により病院へ救急搬送される学生は後を絶たない状況のため,今後も全学的に継続して飲酒事故防止の指導と啓発に取組んでいきたいと考えています。
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式典参列者が石碑を囲んだ様子 |
2本の桜の木の間に設置された石碑 |
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碑 文 |
(学務部学生支援課)
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