全学ニュース

平成23年度北海道地区国立学校等安全管理協議会で
安全衛生本部が報告

 10月13日(木)から14日(金)にかけて,北海道教育大学が主催して平成23年度北海道地区国立学校等安全管理協議会が開催され,澤村正也教授(安全衛生本部副本部長)が国立七大学安全衛生管理担当者連絡協議会の報告として,東北大学の震災被害と安全衛生対策の効果について報告を行いました。本協議会は,毎年,道内の大学等の安全衛生管理担当者が集まり,研究室の作業環境管理から,健康診断,メンタルヘルスまで多岐にわたる労働安全衛生管理業務について,講習や情報交換を行い,研鑽の場として活用されています。本年度は本学から22名が参加しました。
 会議では本学のほか,北海道産業保健推進センターの大島健一氏から労務管理者による労働者の労働時間の管理の解説や,中央労働災害防止協会の澤田厚史氏から職場巡視におけるポイント解説などがあり,安全衛生管理担当者にとっては正にそのまま活用できる実務的な講習となりました。また,今年はメンタルヘルス対策に関する講演テーマが多く,参加者はこの身近で困難な問題の解決の糸口を見出そうと真剣な面持ちで聞き入っていました。今年度の協議会では,安全衛生管理担当者が業務上,今まさに直面している深刻な問題について,大学の実情に合わせて分かりやすく解説がなされ,講演のどれもがとても有意義なものとなりました。
 安全管理協議会は,毎年10月から11月の期間で2日間程度開催され,学内で安全衛生管理に関わる教職員であれば誰でも参加できるものです。来年度も安全衛生管理者にとって時流に沿った実務的なテーマを協議するため,開催される予定です。

澤村教授による報告 講演内容について意見交換
澤村教授による報告 講演内容について意見交換

(総務企画部総務課安全衛生室)


前のページへ 目次へ 次のページへ