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平成23年度日本医学図書館協会北海道地区会研修会を開催

 附属図書館は,10月21日(金)に日本医学図書館協会北海道地区会研修会を開催し,道内の医学図書館及び病院図書室に勤務する職員21名が参加しました。
 この研修会は,北海道地区加盟館が隔年持ち回りで開催し,医学図書館員に必要な基礎的知識や技能を学び業務に活かすことを目的としており,例年,北海道内の医療機関の図書室が加盟する北海道病院ライブラリー研究会にも広く参加を呼びかけているものです。
 研修会は,始めに2つの医学情報データベース「DynaMed」と「医学中央雑誌」について,それぞれの提供元であるEBSCO,紀伊國屋書店の担当者から実際にデータベースを使いながら,検索のポイントやバージョンアップ情報などを中心とした講義と演習が行われました。
 続いて,本学大学病院地域医療指導医支援センター・卒後臨床研修センター副センター長の宮田靖志特任准教授による「ユーザーからみた医科系データベース」と題した講演が行われ,日常の臨床で役に立つ情報検索とは,臨床医の情報検索の流れなど,エンドユーザーの立場から,日頃のデータベース活用方法についての興味深い内容となりました。
 会場となったリテラシールームは,7月にオープンした附属図書館新棟の施設で,情報端末が26台設置されており,明るく落ち着いた雰囲気が参加者に好評を博しました。
 また研修会終了後,図書52万冊収容可能な自動化書庫やディスカッションしながら学習できるオープンエリア等を備えた図書館新棟の見学会も行われました。

参加者全員がデータベースを操作 宮田特任准教授による講演
参加者全員がデータベースを操作 宮田特任准教授による講演

(附属図書館)


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