4月2日(月),ロシアの北東連邦大学と学術交流に関する協定及び学生交流に関する覚書を締結しました。これは,本学として110番目,ロシアでは6校目の大学間交流協定となります。
同日,北東連邦大学では本協定締結を記念して研究者や学生が集まり,同大学を訪問していた文学研究科(提案部局)の教員とともに締結を祝いました。また,その後は学術交流の今後の計画について懇談が行われました。
ロシア連邦は2009年に大きな大学制度改革を行い,既存の中堅大学を中心に地域の研究機関などを統合し,全土に7つの「連邦大学 (Federal University)」を指定しました。北東連邦大学は,東シベリアに位置するサハ共和国の国立ヤクーツク大学が中心となってできた大学で,学生約2万人,教職員7千人が在籍しています。本学では,地球環境科学研究院が2008年に同大学と部局間交流協定を締結して交流を進めてきました。
今後,両大学の交流をベースとして,本学及び日本の北極・北方に関する教育研究活動がさらに展開することが期待されます。(関連記事12頁)