工学部では,6月1日(金)午後4時30分からアカデミックラウンジ3において,工学系部局なんでも相談室カウンセラーの石原一人先生による「第1回心のケアに関する講習会」を開催し,学生・教職員合わせて53名の方々が参加しました。
講習会では,「学生生活の心のケア」というテーマで,ストレス疾患などの知識や予防,ストレス対処などについての話があり,その後,質疑応答を行いました。
終了後のアンケートには,参加者から,「実際の事例を交えた説明が分かりやすく,面白く聞くことができた」,「ストレスからくる様々な思考・身体症状や気分等への影響がどのように表れるかについて知ることができ,興味深かった」,「うつ病は,再発率が高いので,1回目の治療が重要であることがわかった」,「ストレスマネジメントの項に挙げられている方法の多くが,「甘え」や「逃げ」と見られかねない事柄である点が考えさせられた」,「WHOによる健康の定義 〈健康とは,病気でないとか,弱っていないということではなく,肉体的にも,精神的にも,そして社会的にもすべてが満たされている状態にあることをいいます。〉を知り,目からうろこが落ちた」等の感想や印象に残る言葉が寄せられました。
また,講習会に参加した感想として「面白かった」「やや面白かった」の回答が多く寄せられ,心のケアに対する関心も「非常に深まった」「深まった」「やや深まった」が9割以上あり,心のケアに対する関心の深まりが感じられました。
工学部では今後も,教職員向けの心のケアに関する講習会を開催する予定です。