薬学部では,6月13日(水)午後1時から,薬学部臨床薬学講義室において,主に学部2年次生を対象としたメンタルヘルスケア講習会を開催しました。
この講習会は,学生がメンタルヘルスケアについての理解・関心を深め,快適なキャンパスライフを送ることを目的とし,保健センターカウンセラーで臨床心理士である川島るい氏を講師に迎え,「メンタルヘルスケアの必要性―ストレスマネジメントの実際―」という演題で行われました。
講習会では,ストレスに対処していく実際の方法を中心に講演が行われました。川島氏から,自分自身の思考を理解することによる内面からの対処などについて具体的な解説があり,ワークシートを用いて考え方のトレーニングを行いました。さらに,アルコールとの接し方やハラスメントへの対応など,学生生活で直面しうる心の問題を引き起こすさまざまな状況についても説明があり,また,リラクゼーションの実践を行って,気持ちを落ち着ける方法も学びました。当日は75名の参加者があり,川島氏の説明に熱心に聴き入っていました。
参加者からは,「自分を見つめ直す良い機会になった」「快適な睡眠をとるための工夫がわかった」「ストレスにさらされた時に,そのことを自覚し,解決するための糸口の見つけ方がわかった」「心が楽になった」などの感想が多く寄せられました。