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札幌キャンパスを駆け抜ける −2012北海道マラソン−

学生による応援

学生による応援

「札幌農学校第2農場」横を<br>走り抜けるランナー

「札幌農学校2農場」横を走り抜けるランナー

 2012 北海道マラソンが,8月26日(日)に札幌市内で開催され,男女約1万人のランナーが本学札幌キャンパスを駆け抜けていきました。当日の天候は曇り,午前9時のスタート時点で気温28度,湿度55%(組織委員会発表)と,マラソンには厳しい条件でのレースとなりました。
 26回目を迎える本大会の主な変更点としては,大通公園発着のコースとなったことで政令指定都市の中心部を発着とするフルマラソン大会として国内唯一となったこと,昨年より約3時間早い午前9時スタートとなったこと,さらに,過去最多の11,349人のエントリーがあり,大規模市民マラソン大会にスケールアップしたことなどが挙げられます。
 2009年大会からコースに加えられた本学の緑あふれる美しいキャンパスには,大勢の市民が駆けつけ,その温かい声援や激励が,ゴールまで残り約2kmの苦しい場面にある選手たちの最後の力走を後押ししました。
 ランナーたちは,レース終盤の38km付近から本学構内に入り,北キャンパスから札幌農学校第2農場の側を駆け抜け,メインストリートの緑のトンネルを縦断中に40km地点を通過。クラーク像のあるロータリーを左折し,右手に見える緑鮮やかな中央ローンの木陰を通り,札幌農学校時代の正門を移設した南門を出て,北海道庁旧本庁舎(赤れんが庁舎)を正面に見ながら,ゴールの大通公園を目指してラストスパートをかけていきました。
 当日は,学生が結成した「北海道マラソン応援プロジェクト」による応援活動が行われ,今年は「BIG BAND北極」,YOSAKOIソーランサークルの「テスク&祭人」,民謡研究合唱団「わだち」が参加しました。クラーク像前のコーナーに陣取った学生達は,プロジェクト代表が手作りした「ハイタッチ無料」のプラカードなどを掲げながら,趣向を凝らした応援を行って通過するランナーを励ましていました。
 コーナーを大回りして学生達とハイタッチする選手や笑顔で手を振って応える選手も多く見られ,ある選手からは「学生たちとのハイタッチ後には元気が出て,ゴールまで一気に駆け抜けることができた」とその応援に感謝する言葉が聞かれました。
ハイタッチする学生

ハイタッチする学生

学生による応援の演舞

学生による応援の演舞

(総務企画部広報課)

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