札幌キャンパス安全衛生委員会では,平成24年度の札幌キャンパス安全衛生管理計画に基づき,8月6日(月)に植物園,8日(水)に理学研究院を対象とし,作業場の作業方法や衛生状態について職場巡視を実施しました。
巡視には産業医及び安全衛生委員会の委員,巡視の対象となった部局等の衛生管理者が参加し,それぞれ質疑応答と併せて安全主任者や作業担当者に対する指導が行われました。
植物園の巡視においては総括安全衛生管理者である上田一郎理事・副学長も参加し,園内での事故や健康に影響を及ぼす確率が高いと推定される作業場所を実際に確認しました。作業担当者からの聞き取りでは,ハチ対策のための殺虫剤が周囲の植物に悪影響を及ぼすことから対応が難しいなど,自然と触れ合う場所での安全確保の難しさについて,改めて考えさせられる機会となりました。
また,理学研究院においては,地震対策としての棚の固定や化学薬品の保管方法など,全学的に共通する問題が見受けられました。
なお,産業医巡視は,月1回の実施が法令で定められており,今後も各部局等を順に回る予定です。