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日米イノベーションフォーラムを開催

 10月26日(金),医学部学友会館「フラテ」において,日米イノベーションフォーラムを開催しました。これは,在札幌米国総領事館と産学連携本部が連携した初のフォーラムです。当日は150名近い方が来場され,熱心に聞き入る姿が見られました。
 フォーラムは2部構成で行われ,第1部の基調講演では,米国・サンフランシスコのシリコンバレーの今日を築いた立役者の一人として知られるスタンフォード大学のリチャード・ダッシャー教授をお迎えし,「シリコンバレーのイノベーション体系におけるスタンフォード大学の役割」と題して講演いただきました。講演は,シリコンバレーの地域分析から始まり,起業家やベンチャー企業を通じたイノベーション体系と,その中でのスタンフォード大学の役割についてなど幅広い内容に及びました。
 第2部のパネルディスカッションでは,講演いただいたダッシャー教授に加え,地方独立行政法人北海道立総合研究機構の下小路英男理事,本学医学研究科の白博樹教授をパネリストに迎え,コーディネーターは産学連携本部の山本 強副本部長が務めました。下小路理事,白教授の両パネリストは,イノベーションを実践している立場から,これまでの活動の成果について発表を行い,ダッシャー教授から発表に関してのコメントをいただきました。質疑応答の時間には,多数の参加者から手があがり,活発な意見交換が行われ,参加者の関心の高さがうかがえました。
 今回,在札幌米国総領事館と連携した初めての取組みとなりましたが,今後も産学連携本部では,新たな連携事業を企画しながら,幅広い活動を展開していく予定です。
講演中のダッシャー教授

講演中のダッシャー教授

熱心に聴講する参加者

熱心に聴講する参加者

(産学連携本部)

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