札幌農学校からの伝統を受け継ぐ,恵迪寮同窓会主催の「第13回開識社講演会」が,10月11日(木)に札幌市時計台2階ホールで開催されました。
今回の講演会では,北海道地質調査業協会技術アドバイザーの石井正之氏(理学部地質鉱物学科・昭和42年卒)が,「おらが街“サッポロ”再発見〜地形・地質条件と北都の発展〜」をテーマに講演を行いました。札幌周辺の地形学・地質学を検証しながら,明治政府によって現在の位置に築かれた札幌の市街地や札幌農学校構内がどのような発展過程を辿ったのかを解き明かし,詰めかけた約80人の市民や大学関係者・同窓会員らは熱心に聴き入っていました。