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第2回北海道大学教育改善マネジメントワークショップを開催

 高等教育推進機構では,11月30日(金)及び12月1日(土)の2日間にわたり,同機構の会議室を会場に,中堅教員を対象として,第2回教育改善マネジメントワークショップを開催しました。
 本ワークショップは,これまで本学で実施してきた新任教員向けFD「教育ワークショップ」の経験をもとに開発されたプログラムで,主に教育改善マネジメント能力の習得を目的とした研修です。
 第2回目となる今回は,「大学の国際化」をメインテーマとして,「新渡戸カレッジ」を例に具体的な教育改善手法の基礎を身につけることを目指しました。
 開催にあたり,山口佳三理事・副学長から挨拶があった後,本堂武夫理事・副学長から新渡戸カレッジの説明が行われました。本ワークショップに参加した本学教員19名は,教育の管理運営に関わる基礎的な講義を受講するとともに,複数のグループに分かれて行われたグループ討論で活発な議論を交わしながら,具体的な教育改善計画を作成することにより,教育改革の実行方法等について学びました。
 ワークショップを終えて,参加者からは,「所属の異なる教員と意見を交流させ,種々の意見を聞くことができた」,「教育のみならず事業体としての業務をマネジメントしていく方法論を学べた」,「もう少し自由度が高くても良かったのでは」等の感想や意見が寄せられました。

1日目の主なプログラム

検討課題の提示 「新渡戸カレッジと課題」
ミニ講義1 「課題の把握とニーズ・背景・課題の解析と意志決定」
ワークショップ1 「課題のニーズ・背景の把握」
ミニ講義2 「目標管理とチームワークの方法」
ワークショップ2 「目標管理:課題解決への組織的目標設定」
ミニ講義3 「戦略1:チームによる目標達成への行動計画・役割分担」
ワークショップ3 「戦略1:チームによる目標達成への行動計画・役割分担」
中間反省会

2日目の主なプログラム

ミニ講義4 「戦略2:担当教員の役割目標と行動計画・役割期待」
ワークショップ4 「戦略2:担当教員の役割目標と行動計画・役割期待」
ワークショップ5 「戦略1・2の統合:個人業務,大学・学部,学科業務の統合作業」
ミニ講義6 「成果確認と評価・発展」
ワークショップ6 「課題対応の発展」
総合討論,まとめ
ワークショップ参加者

ワークショップ参加者

グループ討論での発表の様子

グループ討論での発表の様子

(高等教育推進機構)

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