地球環境科学研究院が,北海道経済産業局が実施している平成24年度「北国の省エネ・新エネ大賞(エネルギー開発・利用・普及優良事業者等北海道経済産業局長表彰)」の「有効利用部門」を受賞し,12月21日(金)に札幌市内のホテルで授賞式が行われました。
同賞は,「エネルギー開発・利用・普及優良事業者等北海道経済産業局長表彰実施要領」に基づき,北海道においてエネルギーに関する開発,有効利用及び普及に関し,著しい成果や功績があり,他の模範となる組織・個人を表彰することによって,省エネルギーの推進,新エネルギーの導入を加速させることを目的として実施されているものです。
受賞の対象となったのは,沖野龍文准教授(地球環境科学研究院統合環境科学部門)と渡邉武志君(環境科学院博士後期課程)が中心となって実施している“環境科学院「見える化」システムを活用する環境負荷低減実現プロジェクト”での取組みであり,その成果が認められ今回の受賞となりました。
本プロジェクトは,“理系大学院における「見える化」システムを活用した設備運用改善と構成員コミュニケーションによる省エネ実現”というテーマで推進され,その結果,平成24年度上半期は,平成22年度比でガス38%減・電気15%減の省エネを達成しています。
今後,これらの方策を本研究院外でも活用できるよう情報発信を行うとともに,環境教育の場における環境意識の向上と省エネ実践を行っていく予定です。