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農学研究院で平成24年度第3回FD研修会を開催

 12月10日(月)・11日(火)午後4時30分から同6時まで,農学院大講堂及びS12講義室において,平成24年度第3回FD(ファカルティ・ディベロップメント)企画「授業英語化の推進」を開催しました。初日は講演会で78名が聴衆として参加し,そのうち希望した12名が2日目のワークショップ(マイクロティーチング)に参加しました。
 今回は,香港工科大学教育改革センターのJohn Sager氏から,英語授業の基本姿勢や具体的な取り組みについて,韓国・高麗大学校でのプログラムに沿って説明や問いかけがなされました。また,講演の後には質疑の時間を設けました。
 2日目のマイクロティーチング研修では,6名の希望教員が各々4分の英語授業を実施し,その後,その他の教員が「良かった点」について具体的に指摘し合い,Sager氏からもコメントが出される方式で進めました。各授業はビデオカメラで撮影して映像を本人に配布し,後日に改めてビデオに映った自分を客観視できるようにしました。
 このマイクロティーチングを通して,研修者は多いに刺激を受けるとともに,今後の授業改善に具体的な示唆が得られたようでした。マイクロティーチングは複数回の研修を受けるとより効果的と言われていますので,定期的な実施が必要と感じました。
 なお,本FDは高等教育推進機構の細川敏幸先生,山岸みどり先生のご支援の下,企画実施されました。参加者全員に「英語による授業サポートマニュアル」を配布しましたが,これは同機構から提供されたものです。ここに記して感謝いたします。
Sager氏の講演に聞き入る受講者

Sager氏の講演に聞き入る受講者

ワークショップの様子

ワークショップの様子

(農学院・農学研究院・農学部)

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