函館キャンパス体育館で
「水産学部・水産科学院主催企業セミナー」を開催

　12月８日（土）・９日（日），平成26年３月卒業・修了予定者の就職希望者を主な対象とした企業セミナーを，水産学部・水産科学院主催により，函館キャンパス体育館を会場に開催しました。本セミナーは，キャリア支援の一環としてブース形式で企業の採用担当者と面談を行う機会を設け，面接など本格的な選考過程に入る前に企業等への理解を一層広げ深めてもらうことを目的としたもので，北海道教育大学函館校や公立はこだて未来大学をはじめとする函館市内の他大学生にも開放されました。
　当日は，セミナー本番前の午前９時から，１回30分の講演を各日それぞれ異なるテーマで２回ずつ実施し，初日の講師には，本学キャリアセンターキャリアアドバイザーの小澤祐介氏，及び株式会社マイナビ　キャリアサポーターの曵田英里奈氏を，また２日目の講師には，株式会社ジェイ・ブロード　北海道支社長の前田健郎氏，及び株式会社学情　学校企画部長の東　修三氏をお招きし，それぞれ「北大生の就職事情と戦略」「本番前に確認！企業研究と実践マナーの落とし穴」「エントリーシート対策」「面接対策〜ココがポイント」と題して講演が行われました。参加した学生は緊張した面持ちでしたが，企業ブースを訪問するにあたってのマナーや採用選考における対策等についてメモを取りながら熱心に聴講していました。
　その後，午前10時から企業セミナーが始まり，当日は，マルハニチロホールディングス，日本食研ホールディングス，よつ葉乳業をはじめとする食品製造及び水産系の人気企業に加え，大塚製薬，大正製薬などの大手製薬会社や，その他IT，流通，小売など幅広い業界から合計71社が参加して企業ブースが設けられました。さらに，講演講師による就職相談コーナーも設けられ，就職活動全般やエントリーシートの相談等を希望する学生の対応にあたっていました。
　このセミナーは１回40分サイクルで１日７回までのスケジュールが組まれており，各ブースを訪問した学生は，これまでの企業研究を活かしながら集中力を持続させ，真剣な眼差しで採用担当者の生の声に耳を傾けていました。また，積極的に採用担当者へ質問をする場面も見られ，非常に熱心な様子がうかがえました。中には最終回の第７回まで企業ブースを訪問した学生や，限られた時間を上手く利用して相談ブースを訪問する学生もおり，参加者はそれぞれの歩き方で本セミナーに参加していました。本学からは２日間で延べ230名の学生が，また他大学からも83名の学生が参加し，盛況のうちに終えることができました。
　今後もキャリア支援の一環として，この取組みをより一層充実させた形で継続していく予定です。