2月6日(水),学術交流会館において,教職員を対象とした平成24年度ハラスメント講演会を開催しました。
この講演会は,ハラスメントの予防・対応・解決に向けた取組を推進するために,教職員にハラスメント問題の重要性を認識してもらうとともに,大学で生じているハラスメントの実態及び課題並びにその対処法などについて,周知・啓発することを目的として開催したものです。
講師には,東京ゆまにて法律事務所弁護士 井口 博氏をお招きし,大学で起こりうるハラスメントの事例を中心に,壇上において事例の実演を交えながら,ハラスメントの問題点,判断基準,大学の責務及び法律問題などについてわかりやすく解説していただきました。引き続き,昨年度までハラスメント相談専門委員会委員長を務め,本学ハラスメント相談の実務に精通している工学研究院副研究院長 近久武美教授から,近年の本学におけるハラスメント相談件数,相談内容及び予防・対処法についての講演がありました。
会場からは,多くの質問等が寄せられ,予定時間を超過しての講演会となりました。
なお,講演内容の一部については,本学ホームページ(学内限定)の「新着情報」に動画で配信しています。