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獣医学部で北海道大学・帯広畜産大学共同獣医学課程
開講記念式典を挙行

記者会見の様子,左から北海道大学:伊藤学部長,山口佳三理事・副学長,佐伯総長帯広畜産大学:長澤学長,金山紀久理事,倉園副学長

記者会見の様子,左から
北海道大学:伊藤学部長,山口佳三理事・副学長,佐伯総長
帯広畜産大学:長澤学長,金山紀久理事,倉園副学長

 北海道大学獣医学部と帯広畜産大学畜産学部は,平成24年4月から共同獣医学課程を開設し,同年8月には両大学の学生が共に帯広畜産大学において講義・実習を受講しました。本年4月からは本格的に共同の専門教育が始まることから,開講を記念して,1月23日(水)に獣医学研究科講義棟において記念式典を行いました。
 記念式典では,まず,本学 佐伯 浩総長,帯広畜産大学 長澤秀行学長の挨拶があり,続いて内藤敏也文部科学省高等教育局専門教育課長より,日本の大学教育改革と獣医学教育改革について特別講演がありました。その後,帯広畜産大学 倉園久生副学長より,昨年8月に帯広畜産大学で実施した講義・演習について報告があり,続いて本学 伊藤茂男獣医学部長より,今後共同獣医学課程で開講する講義演習について報告がありました。
 記念式典には,共同獣医学課程を担当している両大学の教員のほか,支援をお願いしている関係機関の招待者など約100名が参加し,その後開催された祝賀会においては,本格的開講を前に一層の交流を深めました。
 また,記念式典途中に行われた記者会見では,佐伯総長,長澤学長より,それぞれの大学の優位な教育資源を結集して獣医学教育の質を高め,世界的視野を持った獣医師を養成していきたいとの抱負が述べられました。
 今後,共同獣医学課程は,食の安全・安心の確保,動物感染症や人獣共通感染症の制圧,飼育動物の疾病などの多様化,獣医師の職域の多様性等に対応でき,かつ国際性を備えた人材を育成し,我が国の獣医学教育のさらなる発展の向上に資することを目指します。
挨拶する佐伯総長

挨拶する佐伯総長

挨拶する長澤学長

挨拶する長澤学長

(獣医学研究科・獣医学部)

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