2月20日(水),京王プラザホテル札幌において,平成24年4月以降に新たに入学した留学生の歓迎並びに本年3月に勉学や研究を終えて帰国する予定の留学生の祝賀を兼ねた総長主催の懇談会を開催しました。当日は留学生をはじめ,在札幌外国公館,留学生支援団体の方々のほか,各部局長,指導教員,留学生関係委員会委員の先生など,約320名の出席がありました。
懇談会は,佐伯 浩総長の挨拶に始まり,その後,来賓を代表して在札幌アメリカ合衆国総領事館のジェフリーダフィー領事からご挨拶をいただきました。また,創立30周年を迎えた北海道大学国際婦人交流会に対して,留学生やその家族への日頃の支援を感謝し,佐伯総長より感謝状が贈呈されました。
続いて,本堂武夫理事・副学長の乾杯の音頭で開会し,しばらくの歓談の後,入学生を代表して日本語・日本文化研修生のホウ カイセイさん(中国)とワイス クリスチャンさん(ドイツ)から,日本に来る前の期待や不安,渡日の際に助けていただいた方々への感謝の気持ちと,留学生仲間と楽しく過ごしている現在の日々について話がありました。また,帰国留学生を代表して,韓国のオ テギュンさん(文学研究科博士課程)からは,日本に留学するきっかけが「ひらがな」との出会いであり,北海道大学で日本語の研究ができることに対して誇りを感じたことや,本学で学んだ経験を活かして今後も頑張りたいこと,後輩に向けた研究のアドバイスなどが語られました。代表者のスピーチの後,引き続き留学生と指導教員をはじめ,大学関係者や留学生支援団体の方々との懇談の輪が広がり,楽しい交流の一時を過ごしました。
最後に,山口佳三理事・副学長の励ましの言葉と締めの乾杯で,懇談会は盛況のうちに終了しました。