経済学研究科・地域経済経営ネットワーク研究センターは,2月18日(月)・19日(火)に百年記念会館大会議室において開催されたシンポジウム「ファイナンス理論の新展開と金融リスク管理」を協賛しました。
本シンポジウムでは,7名の研究者(Albert Shiryaev:Moscow State University,Konstantin Borovkov:The University of Melbourne,Juri Hinz:University of Technology Sydney,Yuri Kabanov:U.F.R. des Sciences et Technologie,Alex Novikov: University of Technology Sydney,Martin Larsson:Cornell University,Lioudmila Vostrikova:Angers University)が基調講演を行い,さらに5件の一般講演が実施されました。ファイナンス理論と確率過程の応用に関する活発な議論が続き,参加者は 先鋭の研究者と多くの時間を共有することができました。
なお,本シンポジウムは文部科学省科学研究費基盤研究(B)「金融システム破綻の経済損失とそのリスクに関する統一的定量化モデルの開発」(代表:教授 鈴木輝好)と同基盤研究(A)「代替投資を含むポートフォリオの金融リスク管理に関する研究」(代表:首都大学東京大学院社会科学研究科 教授 木島正明),及び「首都大学東京 改革推進費―高度専門職業人の養成」に基づき共同開催し,また株式会社クレジット・プライシング・コーポレーションの協賛を得て実施されました。