全学ニュース　平成25年度入学式の挙行

　平成25年度の入学式を，４月８日（月）に札幌コンベンションセンターにおいて執り行いました。
　式は，来賓の北海道大学連合同窓会会長　數土文夫氏，山﨑夏生様，丹保憲仁元総長並びに役員及び部局長の列席の下，北海道大学交響楽団による「エルムの鐘」の演奏により開始され，山口佳三総長から新入生に対し告辞が述べられました。
　はじめに，山口総長は告辞の中で，本学において人生における大きな宝物となる生涯の友を多く作ってほしいと述べられました。
　そして，本学の概要を紹介した後，本学の４つの理念である「フロンティア精神」，「国際性の涵養」，「全人教育」，「実学の重視」と学生生活との関わりについて述べました。
　この中で，誰も踏み入ったことのない領域に進むために，自らのこだわりを大切にしてほしいこと，これから必須となる世界の人々とのコミュニケーション能力を磨くために，本年度から始まる「新渡戸カレッジ」に挑戦して，これからの人生を切り拓いてほしいこと，日本全国から学生が集まる本学の環境を，多くの友人と交わり，自らを省み，自己研鑽の場として活用してほしいこと，環境や経済，東日本大震災に伴う福島の原発等現代社会が直面する問題の解決には科学技術，社会科学の最前線の活動が求められているため，常に自らの立ち位置を社会の中で意識してほしいと激励の言葉を述べました。
　続いて，留学生22名を含む2,591名の入学者を代表して，佐藤鈴佳さんによる入学者宣誓が行われました。
　その後，来賓，本学役員及び部局長の紹介と続き，北海道大学交響楽団による「都ぞ弥生」の演奏で式は終了しました。
　入学式終了後には，本学卒業生であり，社団法人日本野球機構　日本プロフェッショナル野球組織　審判技術委員の山﨑夏生様から「本学卒業生からのメッセージ」としてご講演いただき，引き続き新田理事・副学長から「北大生活を送るにあたっての心構え」についてのガイダンス，北海道大学応援団による「永遠の幸」の合唱，北海道大学合唱団による「都ぞ弥生」及び「さらに高いみち」の合唱が行われ，すべての行事が終了しました。