高等教育推進機構主催・水産科学研究院共催で,3月18日(月)〜22日(金)に「大学院生のための大学教員養成(PFF)講座:ティーチングとライティングの基礎[Preparing Future Faculty: An Introduction to Teaching and Writing for Graduate Students]」を,高等教育推進機構及びポリコム中継により函館会場において開催しました。
このワークショップは,カリフォルニア大学バークレー校で実施されている,将来大学教員職を目指す大学院生に対するティーチングとライティングの指導を本学に取り入れる可能性を検討するとともに,教育の国際化の方策を探るため,同校大学院機構から講師を招いて開催したもので,2010年3月に開催した第1回ワークショップが好評を博して以来,今回で4回目となり,この間の受講者の合計は120名に上ります。
今回は,受講者27名(うち函館会場7名),チューター7名(うち函館会場1名),見学者8名が参加して,将来の大学教員の教育と研究の基礎となるティーチングとライティングの指導が行われ,終了後には受講者と見学者にそれぞれ修了証書と参加証明書が手渡されました。
受講者の国別内訳は,日本6名,中国8名,インドネシア4名,その他9名で,さまざまな国と専攻分野から集まった留学生と日本人学生が英語を用いて共に学ぶ貴重な機会となり,参加者からは今後も継続して開催を望む声が数多く寄せられました。
このワークショップは大学院共通授業科目を兼ね,大学院生21名(うち函館会場5名)が成績評価を受けました。また,今回は大学院生のほかに,研究生,博士研究員,教職員なども参加しました。