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創成研究機構が「第10回 創成シンポジウム
『北大から世界へ がん研究最前線』」を開催

 創成研究機構では3月27日(水)学術交流会館において「第10回 創成シンポジウム『北大から世界へ がん研究最前線』」を開催致しました。このシンポジウムは本学の最先端研究を広く学内外に紹介することを目的としており,当日は札幌市民を中心に約270名の方にご来場いただき盛況となりました。
 冒頭の上田一郎理事・副学長の挨拶に続いて,医学研究科 白博樹教授の基調講演「医学と理工学の融合で患者を救う〜陽子線治療装置の開発〜」では,最新の放射線治療や最先端研究開発支援(FIRST)プログラム事業で現在開発中の分子追跡陽子線治療装置についての解説がありました。
 後半の「のりさんと科学を語ろう!『がん研究者の素顔に迫る』」では,キャスターで創成研究機構客員教授の佐藤のりゆき氏のナビゲートで,遺伝子病制御研究所 藤田恭之教授,医学研究科 田中伸哉教授とのトークセッションが行われました。2人の研究内容や海外での生活,学生時代のエピソードに時折り会場から笑いがこぼれるなど終始和やかな雰囲気で進みました。
 来場者アンケートでは約99%の方から「満足」または「まあ満足」とご回答いただき,「最先端の研究をわかりやすく聞く事ができ楽しかった」,「がん治療に明るい希望が持てた」,「今後も北海道大学の研究に期待したい」など多数のご意見をお寄せいただきました。
講演する白と教授

講演する白教授

挨拶する上田理事・副学長

挨拶する上田理事・副学長

(創成研究機構)

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