9月28日(土),第2回北海道大学ホームカミングデーが開催されます。昨年は初めての開催となりましたが,各部局と同窓会,そして現役学生の協力の下,800余名の同窓生の参加を得て盛況な会となりました。
さて,昨年ホームカミングデーの開催が決定されたとき,ホームカミングデーとはどのようなものかという質問が寄せられました。ここで改めて第2回開催を前に,ホームカミングデーの目的とするところ,またその意義について述べたいと思います。
ホームカミングデーとは
ホームカミングデーを一言で表せば,年に一度の大学主催の同窓会です。研究室の恩師や先輩・後輩,同期の友人,クラブの仲間など,普段なかなか会う機会がない皆さんとの旧交を温める場です。しかし,ただ旧交を温めるばかりがホームカミングデーではありません。学部・学科・研究室にとらわれず,また年代の枠を超えて同窓生が一堂に集う場でもあります。これを機会に同窓生の輪が広がり,同窓生のさらなる発展に繋がることを期待しています。大学は変革と進歩を繰り返しており,今も変化し続けています。ホームカミングデーでは,本学の教育や研究活動,研究施設のみならず,社会的・国際的な取組などの諸活動を紹介し,同窓生の皆様に本学の発展をご理解いただき,大学との絆を深めていただきたいと考えています。
同窓生は母校の最強の広報パーソンです。同窓生の各界での活躍は,本学の評価としてフィードバックされ,新たな卒業生への社会からの期待へとつながり,大学はその恩恵に浴しています。また,昨年実施された日経HRと日本経済新聞社がビジネスパーソンを対象にした「卒業した大学の満足度調査」で,北海道大学はトップになりました。同窓生の母校への高い評価は,優秀な若人が本学を目指す大きな動機付けになります。
ホームカミングデーを通じて,同窓生との連携を更に強固にし,同窓生と大学が共に発展できるよう努めて参ります。
第2回ホームカミングデー
「Be ambitious again!」をモットーに,9月28日(土)午前10時から,クラーク会館講堂を会場に,全学行事として歓迎式典と記念講演会を開催します。山口佳三総長と數土文夫北海道大学連合同窓会会長の挨拶の後,鳥インフルエンザ研究で著名な喜田 宏人獣共通感染症リサーチセンター統括による記念講演会を予定しています。午後からは,各部局・同窓会でそれぞれ公開講演会,活動報告会,各研究室・施設の見学会,同窓会総会,現役学生とOB・OGとの交流会,懇談会などが企画されています。
なお,第1回と異なり,全体での懇談会は開催されません。
これからも多くの皆様のご協力により,北海道大学ホームカミングデーが本学の大きなイベントとして成長し,同窓生が集う場になることを願っております。
![]() 昨年の様子:会場が一体となり「都ぞ弥生」斉唱 |