6月29日(土),関西同窓会の「北大会館祭」(10周年)が大阪駅前第2ビルで開催されました。関西同窓会の活動拠点である北大会館は,今年で開館11年目を迎えました。
今年の北大会館祭は10周年を記念し,回顧「一般社団法人北海道大学関西エルム会の10年間」,「会館利用実態の紹介」及び「母校の現状を知る(インターンシップ)」をテーマとした講演会が行われ,約60名の同窓生の参加があり,本学から新田孝彦理事・副学長,末富 弘産学連携本部教授,亀野 淳高等教育推進機構准教授が出席しました。
遠藤彰三関西同窓会会長の開式挨拶の後,新田理事・副学長及び末富教授が来賓挨拶を行い,日下大器一般社団法人北海道大学関西エルム会代表理事からの「開館10周年での回顧」に続き,会館を中心に活躍するサークルや同好会の代表から活動報告が行われ,北大合唱団OB会及び居合教室からは合唱実演及び演舞実演があり,参観者から喝采を浴びていました。
その後,亀野准教授の講演会では,本学におけるインターンシップの取組み,インターンシップの効果及びインターンシップの課題について説明がありました。参加者からは,インターンシップに実効性を持たせるための派遣期間について,北大生の採用を希望する企業を受け入れ先として増やす方法について,短期のインターンシップの単位認定について等々の質問があり,活発な意見交換が行われました。
講演会終了後に行われたパーティーでは,卒業年次や学部を超えて歓談する光景が会場一杯に広がり,最後は「都ぞ弥生」を5番まで斉唱し,パーティーは締めとなりました。
今回北大会館祭への参加は,拠点となる「場」の存在が同窓生の活動を継続するうえで大変重要であることを確認する機会となりました。