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留学生と地域との交流「ホリデー in ひだか」を開催

全員揃っての記念撮影

全員揃っての記念撮影

 国際本部と国立日高青少年自然の家の共催で,7月20日(土)・21日(日)の2日間,「ホリデー in ひだか」を日高町と開催し,10ヶ国からの46名の留学生と12名の日本人学生が参加しました。
 今年で23回目となるこの事業は,日高町で開催される「ひだか樹魂まつり」に学生が参加することにより,日本の伝統的なお祭りを体験し,地域の人々との交流を通して地方の生活・文化を学び,友好の輪を広げることを目的としています。
 1日目は,「出会いのつどい」と踊り(日高観光音頭)の練習をしてから,祭り会場に移動し,賑やかな「ひだか樹魂まつり」を満喫しました。最も熱気で溢れたのは,この祭りの見どころ,1チーム5名が300kgの丸太を引っ張って運びタイムを競う「流送レース」でした。本学からは4チームが参戦しました。その中の1チームは予選を突破し,決勝戦にまで進出し,幸運にも準優勝の座を獲得しました。
 午後3時からは,日高観光音頭パレードに参加し,踊りながら祭り会場を2周しました。暑さにも負けず,参加者は地域の住民たちと一緒に最後まで楽しく踊りました。
 その後は「国際交流ステージ」が催され,5名の留学生が様々なジャンルの歌を披露し,歌手顔負けの歌唱力で拍手喝采を浴びました。
 夜には沙流川の河川敷で開かれた盛大な花火大会に歓声をあげました。
 2日目の朝は早起きしてラジオ体操に参加しました。部屋の後片付けと朝食の後,本学の日本人学生が準備したゲームが行われました。引き続き,日高青少年自然の家でインターンシップをしている札幌国際大学の学生たちによる活発なアクティビティが行われ,大きく盛り上がりました。
 昼食はバーベキューですが,その前に日高町の高校生たちが木版と木の棒の摩擦力で火種をとって,バーベキューの火をおこす「原始火おこし」の手本を見せました。「原始火おこし」は,作業がなかなか大変で,1時間経っても火が付かないグループもありました。参加者の皆さんは今の便利な生活のありがたさを改めて感じたのではないでしょうか。
 最後は「別れのつどい」が行われ,2日間の行事が無事に終了しました。帰る直前,日高観光音頭踊りを指導してくださった先生が,飲み物やお菓子を持ってきてくださいました。1泊2日の短い時間でしたが,地域の方々との交流は一生の思い出に残ることでしょう。
丸太を運ぶ流送レース

丸太を運ぶ流送レース

ステージで歌う留学生

ステージで歌う留学生

(国際本部国際支援課)

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