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第2回北大−仁川大学−ハルビン工業大学
ジョイントワークショップを開催

ワークショップ参加者の集合写真(情報科学研究科棟ロビーにて)

ワークショップ参加者の集合写真
(情報科学研究科棟ロビーにて)

 7月22日(月)〜24日(水),情報科学研究科を会場として「第2回北大−仁川大学−ハルビン工業大学ジョイントワークショップ(The Second International Joint Workshop on Intelligent Convergence Technology)」を開催しました。昨年の6月に第1回目のワークショップが仁川大学で開催されており,本年は,本学の情報科学研究科が主催となり,工学研究院の協力を得て開催したものです。仁川大学から27名の学生と教員が,ハルビン工業大学からは11名の学生と教員が来訪し,昨年より大人数での開催となりました。仁川大学は,本年1月に韓国では数少ない国立大学に昇格したこともあって,国際的研究分野への拡充を目指して,海外の大学との実質的な連携強化を目指しているようです。オープニング後には,昨年同様,各大学の工学教育に関する特徴を紹介する講演が行われ,今後の大学間交流を促進するため,お互いに参考となるような議論が活発に行われました。次いで,各教員が実施している研究内容の発表がオーラルセッションとして実施されました。研究論文発表件数が32件となり,前回の16件から倍増しました。このため,情報通信分野に関するセッションとハードウエアに関するセッションとに分け,2つの会場でパラレルの実施となりました。特に,交流する技術テーマを昨年の中心テーマであった情報・通信分野に加え,エレクトロニクス,ロボティクス,エネルギー分野,材料分野と拡張したことで,広範な技術討論が行われました。ワークショップへの参加者数,発表者数の増加と研究分野の拡大により,今後の共同研究など,実質的な交流拡大につながるものと期待しています。
 また,学生間の交流を活性化するための,学生のポスターセッションも用意したことで,学生,教員を問わず,人的な交流ができたと考えます。第3回ジョイントワークショップは,来年7月上旬に,ハルビン工業大学Weihaiキャンパスで開催される予定です。
栗原正仁情報科学研究科長のOpening Remarks

栗原正仁情報科学研究科長のOpening Remarks
 

Hoon Kim仁川大学工学教育イノベーションセンター副センター長による講演

Hoon Kim仁川大学工学教育イノベーション
センター副センター長による講演

全ハルビン工業大学計算機科学興技術学院長
による講演

研究発表セッションでの講演の様子

研究発表セッションでの講演の様子

学生ポスターセッションでの議論の様子

学生ポスターセッションでの議論の様子

(情報科学研究科)

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