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大学文書館で資料見学学習会を開催

 8月5日(月),大学文書館では,藤女子大学の図書館情報学課程の4年生4名と引率の小川千代子教授(記録管理学会会長),下田尊久准教授(記録管理学会副会長)を迎え,資料見学学習会を附属図書館4階大会議室で行いました。
 当日は,まず,大学の附属図書館・博物館・文書館の各目的を確認し,大学文書館の業務内容(資料の収集・整理・保存・調査研究・利用提供・広報)について,館員がレクチャーを行いました。そして,北海道大学の歴史がどのように資料から読み取れるのか,実際に,文書類(札幌農学校簿書)や,講座等の旧蔵資料(旧工学部鉱山学科実習報文,往復ノート『学生ヨリ図書館ヘ 図書館ヨリ学生ヘ 北海道帝国大学』,恵迪寮日誌),個人資料(学生手帳,学生日記,旧制大学期の女子学生の受験票)を手にとって,考えてもらいました。
 その後,資料活用・広報の一例として,展示の企画・陳列の方法などを,会場に復元陳列した「“台湾は天然の恩恵裕なる”──植民地台湾を駈けた北大卒業生たち《第III期 学問と実業》高等農林・帝大と民間企業において」を参考に説明しました。最後に,大学文書館の施設見学(閲覧室,資料保管室)を行いました。
 大学文書館では,今後も,大学生の皆さんをはじめ,将来の仕事に関連した職場学習・見学の要望を受けた際には,教育支援の一環として,資料見学学習会等にて応対していきます。
資料見学学習会

資料見学学習会

(大学文書館)

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