人材育成本部上級人材育成ステーションのS-cubicでは,10月8日(火)に企業研究所視察(道内)を実施しました。
本プログラムでは,企業の工場,研究所等を訪問し,社員との交流・施設見学を通じて,企業研究開発の実際を知り,理解を深めるとともに,大学における研究との考え方,施設・設備とそのマネジメントの仕組みの違いなどを学び,視野を広げ,今後のキャリア形成に役立てることを目的としています。今回で「企業研究所視察(道内)」は4回目の開催で,道外の4回も併せれば8回目の開催となり,延べ113名の参加となりました。今回の若手研究者の参加は13名で,その所属内訳は,生命科学院,農学院,環境科学院,工学院,情報科学研究科,経済学研究科,でした。
苫小牧のオエノンホールディングス株式会社苫小牧工場と,パナソニック株式会社オートモーティブ&インダストリアルシステムズ社北海道工場を訪問し,前社では松本工場長より,後社では山下工場長より会社概要や求める人材像についてご紹介いただき,実際の工場見学時には本学OBの方々も同席し,研究開発業務や工場内業務,キャリアパス等について具体的にお話いただきました。
また見学後は大学に戻り,当日の見学内容を整理し,今後の活動に繋げるため,見学のまとめを実施しました。
開催後のアンケートでは,「大変有意義な機会でした」「異なる研究分野の可能性を新たに認識しました」「是非次回も参加したい」との声を数多くいただくことができました。
次回は来年の2月19日(水)の「赤い糸会&緑の会(東京開催)」の翌日に関東エリアの企業を訪問予定です。
終わりに,人材育成本部では上記の活動に加えて,赤い糸会&緑の会,Advanced COSA,J-window,プレゼンテーション演習,キャリアマネジメントセミナー,企業での長期インターンシップ等を通して,これまで以上に若手研究者の実践力を高めることへ注力して参りますので,今後ともご理解とご協力をよろしくお願いします。
なお,興味のある方は人材育成本部のホームページ(http://www2.synfoster.hokudai.ac.jp)をぜひご覧ください。