動物慰霊式を挙行
遺伝子病制御研究所附属動物実験施設
遺伝子病制御研究所では,9月26日(木)午後2時から遺伝子病制御研究所セミナー室において,昨年9月から1年間に学術研究の礎として実験に供せられた動物の御霊を慰霊するため,動物慰霊式を執り行いました。
慰霊式には研究所教職員,大学院生・学生等関係者が多数参列し,はじめに岡晃教研究所長から追悼の辞とともに,生命の尊さを常に考え,動物福祉に一層配慮した研究態勢を考えていくことを願う旨の挨拶がありました。引き続き,参列者全員による黙とう,研究分野等代表者による献花が行われ,最後に,森松正美動物実験施設長から追悼の辞とともに,今後とも諸法令を遵守し,適切な動物実験の実施について,理解と協力を願う旨の挨拶がありました。
この動物慰霊式を通して,参列者全員が生命の尊厳,倫理観について改めて認識し,厳粛のうちに慰霊式を終了しました。
 挨拶を述べる岡所長 |
 献花を行う森松施設長 |
(遺伝子病制御研究所)
獣医学研究科
獣医学研究科では,10月3日(木)午前11時から,獣医学研究科講堂において,動物慰霊式を執り行いました。慰霊式は研究・教育のために提供された動物や附属動物病院で治療の甲斐なく死亡した動物の御霊に対し追悼の意を表するとともに,獣医学発展の陰に多数の動物の尊い生命が犠牲にあることを厳粛に受け止め,生命への畏敬と倫理的責任感を啓発することを目的としたもので,教職員,学部・大学院学生のほか,飼い主等約250人が参列しました。
はじめに,動物の御霊に対して黙祷を捧げた後,稲葉 睦獣医学研究科長の式辞,参列者による献花,滝口満喜附属動物病院長による講話が行われ,厳粛のうちに慰霊式を終了しました。
 式辞を述べる稲葉研究科長 |
 献花する参列者 |
(獣医学研究科・獣医学部)