部局ニュース

平成25年度水産学部公開講座
「サケ:なじみが深いのに謎に満ちた魚」が終了

 水産学部では,7月6日から8月24日の土曜日のうち全6回にわたり,当学部にて一般市民を対象に公開講座を開催しました。
 20世紀以来人類は,地球上に1日20万人以上も増え続け,極めて大きな環境負荷をかけ続けています。サケは健全な生態系の維持に貢献していますが,同時に地球環境の状態を映す鏡でもあります。
 今年度は,環境とサケと人との関わりについて,「サケの仲間」「サケの降海」「サケの母川回帰の不思議」「サケの生態」「遺伝子からみたサケ類資源」「サケ類とバイオテクノロジー」の題目で各講師が最新の研究成果を解説・紹介し,受講者延べ176名が参加しました。
 受講者からは積極的な質疑があり,世界中で最も広く愛されながらも未だに謎に満ちたサケの不思議について,理解を深めることができ,本講座は成功裡に終了しました。
講義の様子

講義の様子

意見交換会の様子

意見交換会の様子

受講者への修了証書授与

受講者への修了証書授与

(水産科学院・水産科学研究院・水産学部)

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