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附属図書館ワークショップ「ビブリオメトリクスと研究評価」を開催

 附属図書館では,9月20日(金),研究者,研究支援に係る教職員及び大学図書館職員を対象としてワークショップ「ビブリオメトリクスと研究評価」を附属図書館大会議室で開催しました。
 このワークショップは,研究評価の客観的指標とされるビブリオメトリクス(計量書誌学)と,ソーシャルメディア上の反応を取り込む手法により新たな研究評価指数として注目されるオルトメトリクスについて学ぶことを目的として,創成研究機構との共催により開催されました。
 当日は最初に,創成研究機構研究支援室のピタンバル・ゴータム准教授から「研究業績分析に用いるビブリオメトリクス指標の紹介」と題した講演があり,次いで,ネイチャー・パブリッシング・グループの四倉清志氏から「ソーシャル化時代の新世代研究情報管理−論文単位でのリアルタイムな影響度を測定するAltmetricsなど」と題した講演が行われました。
 講演の後,ディスカッションが行われ,新しい研究評価方法に対する多くの質問が参加者から寄せられ,充実したディスカッションが展開されました。
 ワークショップには本学教職員,学生のほか,民間会社員の方など約30名の参加があり,新しい研究評価方法への関心の高さを窺わせました。アンケートでは「最新の情報を得られて有意義だった」「研究者の社会に対する影響を数値化するオルトメトリクスに今後着目したい」など多くの声が寄せられました。
講師のゴータム准教授と四倉氏

講師のゴータム准教授と四倉氏

講師に質問する参加者

講師に質問する参加者

(附属図書館)

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