附属図書館では,平成23年度から「北海道大学インターンシップ」の学生を受入れています。今年度は8月26日(月)から9月3日(火)までの7日間,3名の学生を受入れました。
全学インターンシップとは,教育の一環として,高い職業意識の育成や学習意欲の向上などを目的とした就業体験を行うものです。附属図書館も,図書館業務を体験することは,学生が図書館をよりよく理解する機会であるとして,毎年積極的に受入れています。
開講式,全体オリエンテーションの後,すぐに実習を開始し,図書・雑誌の収集・保存,電子ジャーナルの契約,機関リポジトリ(HUSCAP)の登録,レファレンス業務,図書の貸出・返却などのカウンター業務,情報リテラシー業務など,短い期間にほぼ全ての図書館業務を体験してもらいました。
最終日には実習のまとめとしてプレゼンテーションを行い,実習で学んだ内容や図書館への感想・意見などを発表しました。続いて職員との意見交換会が行われ,「図書館の仕事がこれほど多いとは知らなかった」,「カウンターでの対応の難しさを知り,今後もその体験を生かしたいと思った」,「学生への広報をもっと工夫して図書館の魅力が伝わるようにしてほしい」など,実習を通して感じたことを語ってもらいました。また,職員から,今後も図書館のイベントなどに積極的に参加してほしいと要望が出されると,それに熱心に応えるなど,図書館にとっても有意義なインターンシップになりました。