9月17日(火),大学文書館では,東京女子大学からのリトリート(修養旅行)「初代学長新渡戸稲造先生の足跡をたどって」に応じ,資料見学会「新渡戸稲造の"homeport"札幌時代」を,附属図書館玄関棟4階大会議室で開催しました。東京女子大学からは,眞田雅子学長をはじめ,1〜4年生24名,引率教員6名,同窓会札幌支部の皆さん,計34名の参加がありました。
今回の資料見学会は,(1)札幌農学校までの道のり,(2)札幌農学校への入学,(3)札幌農学校で学んだこと,(4)母校の教壇へと歩む,(5)札幌農学校での仕事,(6)様々な活動,(7)札幌へのメッセージの7区分で構成し,新渡戸稲造が札幌農学校生として,また農学校教員として過ごした20年間を資料(地図・文書・書簡・写真・受講ノート・学生日記・刊行物等)で顧みました。
また,会場奥には,特別展示として「北海道帝国大学に入学した東京女子大学出身者たち」のコーナーも設け,東京女子大学と本学との歴史ある結びつきにもふれていただきました。
大学文書館では,今後も,ゆかりのある大学等からの要望がありましたら,教育支援の一環として,資料見学学習会等にて応対していきます。