10月23日(水)・24日(木),百年記念会館を会場に平成25年度北海道地区SD研修「大学職員セミナー」を開催しました。本研修は,教育学研究院,高等教育推進機構高等教育研究部生涯学習計画研究部門,総務企画部人事課及び学務部教務課の主催によるものです。
本年度は「大学職員の意識改革とキャリア形成」のテーマのもと,本学職員4名を含む,道内の国公私立大学,高等専門学校から35名の受講生が参加しました。
1日目は,新田孝彦高等教育推進機構長の挨拶で開会の後,北星学園大学教授の佐々木隆生氏から「転換期の日本型高大連携−「大学入試改革」−と大学職員の役割によせて−」を主題とした講演を行っていただき,今の大学職員に求められる役割や職員像等の話に対して,受講生は熱心に耳を傾けていました。講演に引き続き小樽商科大学財務課の高山慎太郎氏から「「商大職員による商大のための商大LvUP」研修」について,札幌学院大学教務課の斎藤美雄氏,後藤久美代氏から「教務課職員による新入生ガイダンス改善の取組み」について報告が行われました。
報告の後,受講生が7名ずつのグループになりワークショップを開始しました。ワークショップでは,(1)これまでの研修の体験を踏まえて,どのような研修が役に立ったか,その研修で自身がどのように変化したか,(2)これから研修を企画・実施する場合,どのようなテーマや内容で実施するか,について意見交換が行われました。
1日目の終了後には情報交換会が行われ,普段交流することの少ない,他大学や他部局の受講生同士で親睦を深めていました。
2日目は,木村 純高等教育推進機構教授及び光本 滋教育学研究院准教授から「北海道におけるSD研修の現状」について報告が行われた後,1日目に引き続きワークショップが行われ,ワークショップのグループ毎による成果発表を行い,活発な意見交換が行われました。
事後のアンケートによると,参加者の多くは,国公私立の様々な機関から,経験,年齢,職種の異なる多様な職員が集まり,他の機関の方と意見交換を行える機会が貴重である等の感想を述べていました。