部局ニュース 経済学部で第10回プレゼン・ディベート大会を開催
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経済学部で第10回プレゼン・ディベート大会を開催

プレゼンテーションを行う出場チーム

プレゼンテーションを行う出場チーム

 10月19日(土)経済学部主催「第10回プレゼン・ディベート大会」を開催しました。テーマは「とかい暮らし,いなか暮らし−北海道で『豊か』に暮らすには−」でした。今年は参加チーム数が少し減りましたが,文学部,法学部からの参加もあり,10チームが参戦しました。対戦をリーグ形式にし,一度負けてもまだチャンスはある!という展開に,各チームは知力を尽くしてプレゼン力とディベート力を競いました。「とかい」と「いなか」をどう定義するか。「とかい」での利点は交通網にあるのか。「いなか」の利点はイベントによる町おこしにあるのか。各チームそれぞれの切り口で,独創的な案が提示されました。
 7時間にわたる数々の熱戦を繰り広げ今大会を制したのは以下のチームでした。
 優勝チーム「モーニング・ワイフ」は,「とかい」を創造都市と規定して,その可能性を論じました。準優勝チーム「黒子の茶道」は,「とかい」と「いなか」の補完を前提とした立論で,よく詰められた理論を展開しました。3位チーム「名状しがたいディベーターのようなもの」は,「とかい」の長所の分析力が評価されました。
 今回新たに設けられた「審査員特別賞」に輝いたのは「チームきー」でした。戦国時代をモデルにして「いなか」たちをランキング形式で競わす大名制度論は,まさに「独創的な構想」であり,この賞に相応しい内容でした。
 今回もたくさんの学生が参加しました。本大会は北海道大学サステナビリティ・ウィーク2013の行事の一環でもあり,多くの方々の聴講もいただきました。審査員や司会者を含め,参加者は90名以上にのぼりました。今年も盛況のうちに大会を終えることができました。

決勝戦の模様

決勝戦の模様

優      勝
準  優  勝
3      位
審査員特別賞
モーニング・ワイフ(橋本ゼミ)
黒子の茶道(肥前ゼミ)
名状しがたいディベーターのようなもの(文学部・法学部)
チームきー(高井ゼミ)

 
 
 

(経済学研究科・経済学部)

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