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観光学高等研究センター公開講座「現代の『聖地巡礼』考
〜人はなぜ聖地を目指すのか〜」が終了

 観光学高等研究センターでは,平成25年度公開講座「現代の『聖地巡礼』考〜人はなぜ聖地を目指すのか〜」を,10月21日から12月16日まで毎週月曜日,8名の講師が1回ずつ担当する形で,全8回にわたり実施しました(11月4日は祝日のため休講)。
 講義では人が旅することの本質を多角的に探ることを目的として,宗教的な聖地から,文学作品の舞台,映画やアニメの舞台まで,それぞれの講師が思い入れの深いジャンルの「聖地」を取り上げ,そうした場所を訪れることの意味,深く旅する方法について議論を行いました。宗教的な聖地だけでなく,国や地域,人,それぞれに大切な聖地があることを多様な講師が伝えた本講座は,講師の個性が最大限に発露されたユニークなものとなり,8回と長期であったにも関わらず,合計59名の受講生が修了証書を手にするという大変盛況なものとなりました。受講生には観光に関する研究の奥深さを実感してもらうことができ,講師陣にとっては,当該研究の社会的ニーズの高さを痛感する好機となりました。
受講生への修了証書授与

受講生への修了証書授与

(観光学高等研究センター)

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