1月30日(木),学術交流会館において「若手人材育成シンポジウム"シンフォスター2014"」を開催しました。
本シンポジウムは,本学において実施している人材育成の取り組みを集めて,それらの事業実施者間の更なる理解と連携を深め,併せて学内外に対して本学の人材育成活動をアピールすることを目的としています。平成20年度から継続して開催し,今年度で6回目の開催となりました。
今回のシンポジウムでは,「産学連携と高度人材育成」というテーマのもと,山口佳三総長からの冒頭挨拶の後,第1部では文部科学省科学技術・学術政策局人材政策課長の松尾泰樹氏より「我が国における博士人材に対するキャリアパス多様化政策の展開」,続いて特定非営利活動法人産学連携推進機構理事長の妹尾堅一郎氏より「イノベーション人財の育成,人財育成のイノベーション〜皆と同じことが言えるか,他人と違うことが言えるか〜」と題して基調講演がありました。
第2部では文部科学省科学技術人材育成費補助事業である「北大パイオニア人材協働育成システムの構築」の総括として,インターンシップ参加者からの体験報告やパネルディスカッションが行われました。
また,第3部では本学の魅力ある大学教育の取り組みとして,獣医学研究科より,博士課程教育リーディングプログラム「One Healthに貢献する獣医科学グローバルリーダー育成プログラム」の紹介がありました。
最後の第4部では本学で実施している人材育成事業関連のポスターセッションが,交流会も兼ねて行われ,延べ34事業36枚のショートトーク発表をはじめ,参加者間で活発な意見交換や情報共有が行われました。
今回のシンポジウム全体では,延べ20機関30名の学外参加者を含めた130名の参加があり,大盛況のうちに終了し,本学独自の一貫した人材育成システムの構築に大きく寄与するものとなりました。今回のシンポジウム開催に当たり,ご配慮・ご協力くださいました皆様に,改めてお礼申し上げます。