学位記授与式は,来賓,役員,学部長等の列席の下,北海道大学交響楽団による「エルムの鐘」の演奏の後開始され,水産学部を除く11学部の卒業生2,276名を代表し,各学部の総代へ学部長から学士学位記が授与されました。
山口佳三総長は卒業生への告辞の中で,「時代に流されないしっかりとした指針を持って人生を歩み,その際,2つのことを是非,心に留め置いてほしい」ことを述べました。
1つ目は,「生涯にわたって学ぶ姿勢を身につけること」であり,「自ら学ぶことの大切さを体得した人は,これからの未来を自力で切り拓いていける」こと,「学び続けることは,絶えざる自己革新を求めることでもあり,フロンティア精神をもってこれからの人生を切り拓いてほしい」ことを述べました。2つ目は,「これからの人生を,常に社会と向き合って歩む」ことであり,「これからは,自分を育んでくれた社会にどう関われるのか,どんな貢献ができるのかを問い続けてほしい」ことを述べました。
最後に,「夢と勇気と大志をもって,新しい船出をされることを祈念しております」とのはなむけの言葉が贈られました。
続いて,北海道大学連合同窓会副会長 横山 清氏から卒業生へ向けて,「生涯学び続ける姿勢は大切であり,夢とは人間の限界を超えるような努力をしてこそ叶えられる。どんなことがあってもめげないこと,あきらめないでほしい」との言葉が贈られ,その後,出席者全員による「都ぞ弥生」の斉唱で式は終了しました。
また,翌3月26日(水)には,ロワジールホテル函館において,水産学部卒業生203名を代表し,各学科の総代へ水産学部長から学士学位記が授与されました。
![]() 告辞を述べる山口総長 |
![]() 祝辞を述べられる横山副会長 |
![]() 会場の様子 |
平成25年度修士・専門職学位・博士学位記授与式
平成25年度修士・専門職学位・博士学位記授与式を,学士学位記授与式終了後に,第2体育館において執り行いました(水産科学院については翌日挙行)。修士・専門職学位・博士学位記授与式では,役員,研究科等の長の列席の下,14研究科等の修士課程修了者1,437名を代表し,各研究科等の総代へ修士学位記が,また,法科大学院(法学研究科法律実務専攻)修了者70名,経済学研究科会計情報専攻修了者22名及び公共政策学教育部公共政策学専攻修了者33名を代表し,各研究科等の総代へ専門職学位学位記が,各研究科等の長から授与されました。
引き続き,16研究科等の博士課程修了者296名を代表し,各研究科等の総代へ,また,論文博士21名の各研究科等の代表へ,山口佳三総長から博士学位記が授与されました。
この後,総長告辞があり,最後に北海道大学交響楽団の弦楽四重奏による「都ぞ弥生」の演奏で締めくくられました。
翌日の3月26日(水)には,ロワジールホテル函館において,水産科学院の修士課程修了者99名を代表し,各専攻の総代へ嵯峨直恆水産科学院長から修士学位記が,また,博士課程修了者15名に対し,山口総長から博士学位記が授与されました。
学部・研究科等別の卒業者数,修了者数及び論文博士授与者数は下記のとおりです。
博士学位記授与者については,本号40ページに掲載しています。
![]() 学位記を受ける総代 |
![]() 水産学部応援団のエール |