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脳科学研究教育センター発達脳科学専攻第10期修了生に修了証書授与

 本学修士・専門職学位・博士学位授与式当日3月25日(火)午後4時から,ファカルティハウスエンレイソウ第一会議室において,脳科学研究教育センターが設置する発達脳科学専攻教育プログラム修了生に対し,吉岡充弘センター長から修了証書が授与されました。
 今年度の修了生は第10期生として,修士課程3名(首藤智宏:生命科学院,笹木美幸:教育学院,角屋智香:保健科学院),博士(後期)課程3名(谷口康祐:文学研究科,小倉有紀子:生命科学院,岩倉 淳:医学研究科)の所属学院・研究科の学位取得に合わせて発達脳科学専攻所定の修了要件を充足し,修了が認定されたものです。
 本センターでは,脳科学に関する大学院授業科目の開設に加え,研究分野の垣根を越えた融合的研究指導の一環として,北広島クラッセホテルでの合宿研修,脳科学シンポジウムの開催,複数の研究科に所属する基幹教員による修了論文の審査などを行っています。中でも,修了論文の公開発表会や合宿研修では,できるだけ専門用語を使わず,他専攻の大学院生・教員に自分の研究を理解してもらうことを特に重視しています。
 発達脳科学専攻は,文理医系融合型の脳科学研究のバーチュアル専攻として,平成15年度に発足し,現在は学内14研究科(学院)にわたる大学院生を対象として複雑な機能をもつ脳について融合した教育プログラムを編成し,研究科枠を超えた人材育成を図っています。これまでに修士課程63名及び博士(後期)課程20名,計83名の修了生を送り出しています。
センター長から一人ずつ修了証が手渡された

センター長から一人ずつ修了証が手渡された

今年度の修了生6名と基幹教員など

今年度の修了生6名と基幹教員など

(脳科学研究教育センター)

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