北海道大学関係者の道内全域を網羅した「北海道大学ほっかいどう同窓会」が4月18日(金)に発足しました。学部・地域の枠を超えて地元と大学の連携を深める組織を目指し,初代会長には近藤龍夫北海道経済連合会会長が就任しました。
この同窓会設立に先立ち,同日,クラーク会館大講堂で300名を超える会員,関係者が参加し,2010年にノーベル化学賞を受賞した鈴木 章名誉教授を囲む同窓会設立記念座談会が開催されました。
鈴木先生の基調講演では化学者になった経緯,恩師の杉野目先生やブラウン先生との出会い,ノーベル賞の受賞経緯や受賞時の行事など興味深い話で聴衆を魅了しました。引き続き,林 美香子北海道大学客員教授を進行役として鈴木先生,近藤氏の3人で「北大同窓生の連携に向けて」というテーマで座談会を行いました。鈴木先生からは,「人との出会いの大切さ」,「北大からのノーベル賞への期待」,「老若男女が参加して母校に貢献する同窓会への期待」などのご意見が述べられました。
本会への問い合わせは,以下ホームページのほっかいどう同窓会事務局までお願いします。
◆ほっかいどう同窓会ホームページ:http://www.hokudai-hc.com/news?c=14005434489777