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札幌国際芸術祭2014連携事業「北大アーティストカフェ」を実施

 9月の毎週木曜日,4回シリーズで,札幌駅前通地下歩行空間(チ・カ・ホ)において,「北大アーティストカフェ」を実施しました。
 「北大アーティストカフェ」は「札幌国際芸術祭2014」の連携事業として,本学からも芸術的なイベントを発信し,新たな層にも本学の研究の魅力を伝えようと,創成研究機構の主催,CoSTEPの共催,立命館慶祥中学校・高等学校SSH事務局の協力で実現したものです。
 第1夜は,情報科学研究科の小野哲雄教授が「ロボットの中のヒト〜人間らしさを組み立てる〜」をテーマに講演し,コミュニケーションロボットのRobovieも登場し会場を沸かせました。第2夜は,理学研究院の羽部朝男教授による「セカイのはじまり〜宇宙のカタチを描く〜」が実施され,銀河創世期のシミュレーション動画に参加者が見入りました。第3夜は,理学研究院の相馬雅代准教授による「愛を歌い踊る〜鳥たちのメッセージ〜」がテーマのカフェで,鳥たちの動画に会場から笑顔がこぼれました。第4夜は,低温科学研究所の杉山 慎准教授が「いちめんのひょうが〜南極で氷河の底をのぞく〜」をテーマに講演し,南極の氷や防寒服に触れるなど参加者体験型のイベントとなりました。
 各回とも60名以上の参加者があり,延べ約250名の市民に,本学の多彩な研究を伝える良い機会となりました。参加者アンケート結果では,本学のイベントに初めて参加する方が半数を超え,また,本イベントに「満足」,「まあ満足」とご回答いただけた方が約8割で,「普段聞く機会のない話を聞けてよかった」「北大の研究の話を市民に開放する活動を続けてほしい」などのご感想をいただきました。
 創成研究機構では,いただいたご意見をもとに,今後も市民の皆様と研究者が触れ合える新たな機会を提供していきたいと考えています。
第1夜「ロボットの中のヒト〜人間らしさを組み立てる〜」

第1夜「ロボットの中のヒト〜人間らしさを組み
立てる〜」

第2夜「セカイのはじまり〜宇宙のカタチを描く〜」

第2夜「セカイのはじまり〜宇宙のカタチを描く〜」

第3夜「愛を歌い踊る〜鳥たちのメッセージ〜」

第3夜「愛を歌い踊る〜鳥たちのメッセージ〜」

第4夜「いちめんのひょうが〜南極で氷河の底をのぞく〜」

第4夜「いちめんのひょうが〜南極で氷河の底を
のぞく〜」

(創成研究機構)

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