10月15日(水)・16日(木),百年記念会館を会場に,平成26年度北海道地区大学SD研修「大学職員セミナー」を開催しました。本研修は,高等教育推進機構,教育学研究院,総務企画部人事課及び学務部学務企画課の主催によるものです。
本年度は「大学職員のキャリア形成と意識改革」のテーマのもと,本学職員4名を含む,道内の国公私立大学,高等専門学校から36名の受講生が参加しました。
1日目は,村田直樹理事・事務局長の挨拶で開会の後,公共政策学連携研究部の小磯修二特任教授から「地域に開かれた大学づくりと大学職員の役割」を主題とした講演があり,今の大学職員に求められる役割や職員像等の話に,受講生は熱心に耳を傾けていました。
講演に引き続き,受講生が6名ずつのグループになりワークショップを開始しました。ワークショップでは,(1)これまでの研修の体験を踏まえて,どのような研修が役に立ったか,その研修で自身がどのように変化したか,(2)これから研修を企画・実施する場合,どのようなテーマや内容で実施するか,について意見交換が行われました。
ワークショップ後は,東京農業大学オホーツクキャンパス事務部長の小畑幹夫氏から「東京農業大学の職員による事務の点検と見直し」について,高等教育推進機構の木村 純特任教授,教育学研究院の光本 滋准教授から「大学改革における技術系職員の役割」について報告が行われました。
1日目の終了後には情報交換会が行われ,普段交流することの少ない,他大学や他部局の受講生同士で親睦を深めていました。
2日目は,1日目に引き続きワークショップを行った後,ワークショップの各グループによる成果発表を行い,活発な意見交換が行われました。
事後のアンケートでは,国公私立の職員が交流できたことは貴重な経験である,ワークショップの中で他大学での取り組みについて知識を得ることができ有意義だった等の感想が参加者から寄せられました。