本年10月入学の「北海道大学短期留学プログラム(HUSTEP)」,「日本語・日本文化研修コース(日研コース)」及び「日本語研修コース」の入学式を,10月2日(木)午前9時30分よりクラーク会館において行いました。
HUSTEPは,本学の協定校に在籍する留学生に対して原則として英語による授業を実施するプログラム,日研コースは,母国で日本語・日本文化に関する教育を行う学部に在籍している留学生に対して日本語,日本文化,日本事情に関する教育を行う1年間の研修コース,そして日本語研修コースは,大学院進学前の大使館推薦の国費留学生,工学部進学前の日韓理工系プログラムの留学生,及び平成27年4月から新たに創設する現代日本学プログラム課程進学前の留学生に対して6か月間の日本語予備教育を行う研修コースです。
今回入学したのは,HUSTEPに22か国73名,日研コースに19か国50名,日本語研修コースに13か国25名の,計34か国148名です。
入学式では,最初に来賓の方々や教員の紹介が行われ,その後,留学生一人ひとりの名前が読み上げられました。学生は,一人ひとり起立し,来賓の方々や教員,学生に向かって一礼しました。笑顔で挨拶する学生が多く,緊張の中にも,お互いに親しみを感じる機会になったようです。その後,山口佳三総長からの祝辞,留学生代表スピーチが続きました。留学生代表スピーチでは,代表留学生が留学への意気込みや抱負について語りました。
引き続き午前10時45分より,クラーク会館にて外国人留学生のためのオリエンテーションを行いました。大学での事務手続き等の説明のほか,札幌北警察署や札幌国際プラザによる交通安全や札幌での生活についての案内,在学生による大学生活に関する簡単な発表などがあり,学生たちは熱心に聞き入っていました。