お知らせ

企画展示「北方資料からみる「江戸・蝦夷・ヲロシヤ」交流展」
第2期:高田屋嘉兵衛とゴロヴニーン捕虜事件 開催中

ロビー展示 :展示期間 2014年9月1日〜2014年12月25日
関連図書展示 :展示期間 2014年9月1日〜2014年11月30日
 7月1日(火)から附属図書館正面玄関ロビーと南棟2階オープンエリアにおいて,企画展示「北方資料からみる「江戸・蝦夷・ヲロシヤ」交流展」を開催しています。
 9月1日(月)からは第2期に入り高田屋嘉兵衛に焦点をあてました。彼はゴロヴニーン捕虜事件の影響でロシアに捕らわれましたが,国の代表としての意識を持ってゴロヴニーンの釈放に奔走し,事件の解決に貢献しました。今回もロシア人との交流を通して,日露の交流の様子を紹介する展示を行っています。
 なお,玄関ロビーでは,パネルと展示ケースで関連資料を展示するとともに,アイヌの楽器であるトンコリ(総合博物館所蔵)も展示しています。新たな試みとして平日昼間にトンコリの演奏を流していますので,ぜひ附属図書館へお立ち寄りください。
 また,2階オープンエリアでは,小説などを中心に関連する本をまとめて展示しています。ロビー展示を見て興味のわいた方はどうぞ手にとってご覧ください。全て貸出可能となっています。
 グローバル化が推し進められる現代だからこそ,辞書も文法書もない時代の異文化交流に思いを馳せ,北方資料を通してこのリアルなドラマのおもしろさを味わっていただければ幸いです。
 この展示は北方資料ワーキンググループによる企画で,展示物の作成にあたっては文学研究科の谷本晃久准教授に,またトンコリの説明,展示,扱い方についてはアイヌ・先住民研究センターの北原次郎太准教授に指導を受けました。
玄関ロビーでの展示風景

玄関ロビーでの展示風景

玄関ロビーでの展示物

玄関ロビーでの展示物

玄関ロビーでのトンコリの展示

玄関ロビーでのトンコリの展示

オープンエリアでの関連本展示風景

オープンエリアでの関連本展示風景

(附属図書館)

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